四街道市議会 > 2022-03-18 >
03月18日-06号

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  1. 四街道市議会 2022-03-18
    03月18日-06号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年  3月 定例会(第1回)          令和4年第1回四街道市議会定例会 第12日                            令和4年3月18日(金曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第6号) 日程第1 代表質問       ・市民クローバー  大 越 登美子       ・立憲  広 瀬 義 積 日程第2 議案第26号~議案第29号       ・質疑       ・常任委員会付託 日程第3 休会の件                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、代表質問    市民クローバー  大 越 登美子    立憲  広 瀬 義 積 1、議案第26号~議案第29号の質疑、委員会付託 1、休会について 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   鈴  木  陽  介      教 育 長   府  川  雅  司  危機管理監   澤  畠     博      経 営 企画   石  渡  省  己                          部   長  総 務 部長   岩  井  勝  明      福   祉   齋  藤  千  裕                          サ ー ビス                          部   長  健康こども   山  﨑  裕  之      環 境 経済   麻  生  裕  文  部   長                   部   長  都 市 部長   嶋  田  浩  司      上 下 水道   外  谷  茂  行                          部   長  会計管理者   齊  藤  宏  一      消 防 長   齊  藤  信  行  教 育 部長   伊  藤  克  紀      選 挙 管理   多  田  雅  史                          委 員 会                          事 務 局長 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  本職の出席要求に対し、選挙管理委員会委員長から説明員についての報告がありましたので、お手元に配付してあります。  次に、会派市民クローバー大越登美子さんより資料配付の申出があり、これを許可しましたので、お手元に配付してあります。                        ◇ △代表質問 ○成田芳律議長 日程第1、代表質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで、先般配付しました代表質問発言順に記載の時間としますので、ご了承願います。  初めに、会派市民クローバーの代表質問を行います。  市民クローバー大越登美子さんの発言を許します。  8番、大越登美子さん。    〔大越登美子議員登壇〕 ◆大越登美子議員 議席番号8番、会派市民クローバー大越登美子です。  質問に入る前に、このたびは鈴木市長、ご当選おめでとうございます。現職を相手に圧倒的な得票数をたたき出し、名実ともにニューリーダーの誕生となりました。四街道市の未来へチャレンジと勇気を持って、並々ならぬご覚悟とあらゆる可能性を考えられ、私たち市議会と両輪で歩まれる姿勢に共感しております。また、本日は多くの傍聴者の皆様にお越しくださいまして、ありがとうございます。  質問に入らせていただきたいと思います。  1、持続可能なまちづくり。四街道市は、昭和50年代前半からの大規模な開発行為などにより、各地域において新しいまちを生み出し、通勤にも利便性の高い住宅都市として成長し、急激な人口増加を図ってきておりました。本市が保有する公共施設全体の約60%が既に30年以上が経過し、老朽化が進んでいます。平成28年四街道市公共施設等総合管理計画が策定され、縮減を求められていることから、長期間にわたり庁内での検討がなされ、直近では市民の皆様にも四街道市公共施設カルテも公表できる段階に来ております。四街道市では、佐倉市や千葉市の行政間に位置し、コンパクトな都市でもあり、行政が連携していくことで様々な効果をもたらすものと考えます。今後においてもスピード感を持って、行政と住民とが一体になったまちづくり、持続可能なまちづくりを推進していただきたいと思います。  以下、質問します。  ①、四街道市公共施設再配置計画の進捗状況と課題。  (1)、教育行政における適正規模、適正配置の検討について。  (2)、国民保養センター鹿島荘の在り方について。  ②、市街化調整区域における開発行為についての現状と課題。都市計画法において無秩序な住宅を制御するためのルールですが、市内を見渡すと、調整区域内では40戸連たん制度による宅地開発が非常に多く見受けられます。現状と課題をお尋ねします。  (1)、鷹の台隣接の吉岡区の開発行為について、市街化区域と調整区域は都市計画法の中で位置づけられております。鷹の台は、歴史ある吉岡区の中に鷹の台地区を造成し、30年以上経過しています。今回の小規模な宅地の開発行為が急激に進んだ要因と、今後の人口増加で懸念材料をお知らせください。  ③、四街道市総合計画に向けての現状と今後の取組。  (1)、住民との合意形成をどのように図られていくか。  2、財政状況について。  ①、市庁舎整備に伴う現状と課題。  3、次期ごみ処理施設用地の土壌汚染問題について。  ①、市は汚染土壌搬入による原因究明を今後どのように対処していくか。  4、施政方針より。  ①、鷹の台公園複合遊具の更新工事について。  ②、みんなで地域づくり地域づくりを担う行政と連携、協力して進めていくために、情報発信と人材の担い手についてをお伺いしたいと思います。  壇上より質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 大越登美子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 皆様、こんにちは。会派市民クローバー大越登美子議員の代表質問にお答えいたします。  私からは、第2項目、財政状況について及び第4項目、施政方針のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第2項目、市庁舎整備に伴う現況と課題でございますが、本市の財政状況としましては、人口の増加に伴い、歳入面で地方交付税及び臨時財政対策債等の一般財源が増加傾向にあり、財政状況は改善傾向にあるものと考えております。しかしながら、社会保障関係経費や庁舎整備をはじめとする公共施設の老朽化対応に伴う公債費など、将来的な歳出の増加も想定されているところでございます。  将来にわたって持続可能な財政運営としていくためには、行財政改革推進計画に基づく取組を着実に実施していくとともに、公債費の増加につながる普通建設事業の予算化に当たっては、必要性や事業規模について十分に検討した上で、過大な予算額とならないよう査定を行うことや国、県の補助制度及び交付税措置のある起債を最大限活用することで、市の財政負担の軽減に努めていくことが重要であると考えております。  市庁舎整備につきましては、実施設計業務の中で、延べ床面積の削減や建物の美観向上に要する経費、高機能な仕様に要する経費などの見直しを図ることにより、建設工事費の削減に努めたところでございます。具体的に申し上げますと、延べ床面積を基本設計の内容から350平方メートル削減したことや建物の美観向上の経費について、既存建物の外壁の改修方法の見直しや外構計画の見直し、また高機能な仕様の経費としては、内装仕上げ材の見直しや防煙装置の見直し、アプローチ歩廊の見直しなど、100項目近くに及ぶ設計内容について精査を行い、経費の削減を図りました。  また、市庁舎整備を実施する上で重要となる財源計画についても、一般単独事業債の活用より有利となる千葉県が無利子で貸付けをする市町村振興資金を用いることや、全事業費を起債と基金で賄い、一般財源の持ち出しをしない財源内訳とすることなど、市の財政へ与える影響に配慮した内容となっております。  続きまして、第4項目の1点目、鷹の台公園複合遊具の更新工事についてでございますが、現在設置してある木製の複合遊具を撤去し、新たにプラスチックや金属を使用し、耐久性に優れた材質の複合遊具を令和4年12月末完成をめどに進めております。  なお、滑り台、登り棒等の要素を含む複合遊具の設置につきましては、自治会の意向を確認した上で、利用者の安全性を配慮した更新工事を進めていく所存でございます。  続きまして、2点目、地域づくりを担う住民と行政との連携における課題でございますが、みんなで地域づくり事業提案制度においては、市民団体からの地域課題解決の提案について担当部署と連携し、専門的なアドバイスや広報協力などの支援等を行っております。この中で、行政と市民活動団体がさらに良好な関係を築き、市民協働の裾野を広げられるよう、市民協働に関する職員の意識をより一層高める意識啓発を進める必要があると考えております。  続きまして、情報発信と人材の担い手でございますが、みんなで地域づくりセンターにおける情報発信については、年4回発行している機関誌「みんなで」の内容の一層の充実を図ってまいります。さらに、ホームページの改修を行いまして、SNSと連携した情報を発信するなど、みんなで地域づくりに関する情報をより分かりやすく伝えられるよう努めてまいります。  担い手の育成につきましては、みんなで地域づくりセンターにおいて、次年度に向けて新規にコーディネーター候補となるサポーター3名が採用されております。今後地域課題の解決のため、調整役としての人材育成を図りながら機能強化を行うとともに、委託事業者と連携して市民活動の担い手の発掘等にも努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第1項目の①の1点目、教育行政における適正規模、適正配置の検討についてですが、小中学校の学校規模については、法令上、小中学校ともに12学級以上18学級以下が標準とされています。一方で、この標準は、特別の事情のあるときはこの限りでないという地域の実情に応じる弾力的に扱うものとして示されています。  市教育委員会では、学校規模の基礎情報として、現在の市内在住15歳以下の人口に、宅地開発等による1年ごとの人口増減傾向等の要素を加味し、学齢児童生徒の推計を算出しています。また、これを年度の実数値と比較し、誤差の状況から適当であるか確認しています。しかし、小規模開発地区の動向や転入世帯に学齢児童生徒の有無を推測することは極めて難しい状況です。これらの状況と国の小学校35人学級導入を踏まえ、長期的な学齢児童生徒数及び学級数の推移を算出し、学校規模と子供たちの学びの環境の影響等、慎重に検討を進めています。  複数の世代にわたって学んだ学校は、地域住民が共有する心のふるさとであり、学校が地域コミュニティーの核と言われるゆえんです。学校の適正規模、適正配置の検討に当たっては、児童生徒の交通安全、防犯を含めた通学条件、地域コミュニティーの維持、地域防災等多面的に検討し、保護者や地域住民の合意を図っていくことが必要です。今後も子供たちの学びの環境や安全を第一に考えながら、小中学校施設の適正規模、適正配置の検証を進めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第1項目の①の(2)についてお答えいたします。  四街道市国民保養センター鹿島荘につきましては、これまでの答弁の繰り返しとなりますが、四街道市公共施設再配置計画において機能、施設ともに廃止と位置づけられております。施設につきましては、開館から46年以上経過し、機械設備、電気設備等の老朽化が著しい状況となっておりますが、指定管理者の指定期間である令和6年9月30日までは施設を維持してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、都市部所管の1項目め、持続可能なまちづくりのうち、2点目の市街化調整区域における開発行為についての現況と課題、(1)、鷹の台隣接の吉岡区の開発行為についてにつきまして順次お答えいたします。  初めに、1項目め、2点目の市街化調整区域における開発行為の現況と課題につきましては、開発行為において令和2年度は3件で69宅地、令和3年度は4件で83宅地の許可がされております。  次に、課題といたしましては、都市計画法第34条による市街化調整区域の許可基準及び同法第33条による道路、公園、排水施設等の技術基準に適合したものが許可されますことから、特段課題はございません。  続きまして、(1)、鷹の台隣接の吉岡区の開発行為についてにつきましてお答えいたします。鷹の台地区に隣接する吉岡区において開発行為が急激に進んだ要因といたしましては、市街化調整区域における開発行為等の法改正や代替わりに伴う土地所有者の意識の変化が挙げられます。また、法改正に伴い施行された千葉県条例の規定に基づき、40戸連たん制度による開発行為が行われますと、造成完了後の建築物の建築により、さらなる40戸連たん区域の拡大が助長されますので、吉岡区における開発が進んだものと捉えております。  なお、当該地区における人口増加における懸念材料とのことですが、開発行為に関しましては、都市計画法第34条の市街化区域の許可基準……    〔何事か言う人あり〕 ◎都市部長(嶋田浩司) すみません、失礼いたしました。市街化区域ではございません、市街化調整区域でございます。もう一回読み上げます。  都市計画法第34条の市街化調整区域の許可基準及び同法第33条の技術基準の適合により許可されますので、特段懸念材料はないものと認識しております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕
    経営企画部長(石渡省己) 私からは、第1項目、持続可能なまちづくりの3点目についてお答えします。  四街道市総合計画に向けての状況と今後の取組についてですが、現在令和6年度を開始年度とする総合計画の策定のため、市の自然動態や社会動態などの現況分析や市を取り巻く社会経済情勢の分析等、市の現状把握をするための基礎調査等を実施し、取りまとめを行っているところでございます。今後の取組につきましては、市長を本部長とする庁内の組織横断的な体制である四街道市総合計画推進本部において、新たな総合計画の策定方針及びワークショップ等市民参加手続を含めたスケジュール等の検討を進めてまいります。  また、住民の合意形成につきましては、ワークショップをはじめ多くの市民が計画策定に関わり、市民とともにつくる総合計画となるよう、創意工夫しながら作業を進めてまいりたいと考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第3項目、次期ごみ処理施設用地の土壌汚染問題の1点目、汚染残土搬入の原因究明を今後どのように対処していくかのご質問についてお答えいたします。  本問題の原因究明に当たりましては、司法判断に委ねることにより、問題の核心に近づくことができるものと考えておりますことから、現在4者を相手に争っている裁判を継続するとともに、関係事業者に対しては引き続き聞き取り調査を行ってまいります。  なお、市職員等に対してはさらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご答弁ありがとうございます。では、再質問に入らせていただきたいと思います。  まず初めに、今回四街道市の公共施設再配置計画のことで教育委員会に投げかけさせてもらったのは、教育行政、本当に広い意味で、学校の施設というのは広く、全体としては6割以上を占めるというふうになっているのですけれども、その中で私どもは、私なんかは7年目の議員生活になるのですが、やはりこの小学校の、場所によっては人数がますます少なくなったり、南小ですとか中央小などは本当に大規模、子供の数がますます増えていくという、本当にアンバランスな状況かと思います。今お話ありましたように、数字だけで決めてはいけないというふうに私も思いますし、子供たちの学びの場をやはり地域住民が支えていくというその姿勢は、私も共感しております。  まず、その小学校に関して、以前統廃合について議論があったと聞き及んでいるのですけれども、過去においてどのような経過を経て今に至るのかお知らせ願いたいと思います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  平成16年度から18年度の間におきまして、旭小学校、山梨小学校、みそら小学校の統廃合について検討が行われました。経緯の概要でございますが、平成17年度に3校の保護者に地域のアンケート及び説明を実施しまして、その際出席者の意見によりましてPTA、地域の代表、学校関係者等で構成される検討協議会が発足されました。協議会は7回行われ、平成18年10月に教育委員会に提言書が提出されました。これには、それぞれの地域の中に3校が存続することにより、教育と地域の連携、活性化が望めるや、将来の人口推計から長期的な視野で考えると、現状を維持することにより、また新たな統廃合の考え方も生まれてくるなどの見解が集約されており、最終的に3校を存続するという結論が示されました。  これを受けまして、教育委員会では同年11月に臨時教育委員会会議にて協議を行った結果、提言書の内容を尊重するとし、3つの小学校の存続を決定しております。その後につきましては、現在の市公共施設再配置計画により、先ほど申し上げたとおり小中学校の適正規模、適正配置の検討を進めているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 詳しくご答弁いただきました。ありがとうございます。かなり前の案件になるのですけれども、担当者も代替わりしてますし、職員の方々もこれをお調べになるのは大変なご苦労があったかと思います。  私もホームページ等教育委員会をのぞかせていただいたり、直接お話を聞いたりしてきたのですが、今回その再配置の計画によってどう変わるのかなということで、この進捗状況の、これしかもう見れないもので、その中にやはり35人の学級の、国が昨年示した35人を5年間で段階的に導入していくという流れになれば、どういうふうに影響があるのかなというふうに思いまして、先ほどのご答弁ですと、やはり今後に関しては見据えていかなければいけないなというふうに思ったのです。ただ、やっぱりそのプロセスが、示しがないと、私たち議員は分かりません。ですので、どういったプロセスがあったのか。これは、私たち旭中学校区、議員が7人ぐらいいるかと思うのですけれども、やはりすごくそこを注目していたと思います。私は議員ではありませんでしたけれども、そうした地域にそれぞれ地域代表がいたり、また自治会等の話もあったかと思います。ですので、それはやはり慎重にやっていかなければならないというご意見は私も理解できます。  また、庁内でこれを進めていくに当たって、連携ですね。何度も私こういうことを言っていますけれども、連携を庁内でしっかりと取っていただきたいと思っていますので、そこもしっかりとやっていただきたいと要望させていただきたいと思います。  今後のその空き教室のことで、今空いている教室でこどもルーム設置している学校もおありだと思います。旭小学校ですとか、あと今四街道小ですとか。そういう意味で、今後導入をすることで、やっぱり全ての学校で不足する教室が生じてくるかと思うのです。そういったことは、やはり今回昭和55年度以来というふうに聞いております。現場の先生方の対応や人材不足の予見に大変混乱されるかと思います。加配の先生がおられるから大丈夫ということではないと思いますけれども、意見ばかり私述べておりますが、やっぱりこれ先々5年、10年の問題ではなくて、先ほどご答弁にもありましたとおり地域の、この後お話ししますけれども、小規模開発だったり、住宅の宅地がいきなり突然できてしまうというのが現状ですね。それによって、子供の数というのが分からなくなる、難しくなるというふうに教育委員会も思っていらっしゃるというのがよく分かりました。  それから、地域に開かれた学校としての役割ということで、私以前から学校開放に関しては、もうこれも4年前ですか、お話しさせていただいたことあったのですが、武道館の建て替えについて今日まで音沙汰ないのですが、平成27年度には旭中学校、千代田中学校、西中、耐震改築工事を経て、現在は子供たちの授業や部活動に使用されております。武道場の開放に関しては、構造上開放は可能だが、警備面では改修が必要で、すぐには開放が難しいと当時の教育部長がお答えになっております。2億6,000万円もかけて実施された施設になるので、それもやはり再配置計画というか、延べ床面積20%を減にしていく、その役割を果たしていくものだというふうに思っております。ここはぜひとも、本当に建て替えしたほうがよいのか、これは武道館の話ですけれども、あるいは民間の力をお借りして貸し出すことも可能なのか、また今ある施設の開放がいいのか、利用団体及び地域に開かれた学校としての役割を考え、総合的に再考していただきたいと、これも要望させていただきたいと思います。  長くお話をしましたけれども、教育委員会として率直なご意見、教育長のほうにも伺いたいのですが、今後に関して35人学級で、なおかつ学校の面積を減らさなければいけない。そういった難しい選択をされるとか思うのですが、率直なご意見を伺いたいと思います。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えをいたします。  学校は通常の教室、子供たちが授業で使っている教室と、余裕教室というか空き教室もございます。ですから、今後35人学級が段階的に学年を追って導入されます。その状況を見ながら、空いている教室をまず普通教室に直すというか、そしてその後もっともっと、どんどんどんどん子供たちの数が増えてくれば、その施設の中で特別教室等々を普通教室にしていく、そういう状況も考えていかなければいけない。私の今の考えとしては、現状小学校12校、中学校5校ございます。しばらくの間は、その校舎の中の教室等々を変えていくことで対応ができていくと、そんなふうに見通しを持っているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。四街道市の学校は数少ないと思います。中学校も、これ国会のほうでの委員会の附帯決議にもありましたけれども、中学校も努力義務というふうな形で、これもまた35人ってなったら大変な話になるのですけれども、こういうことでこれが最低限、12校プラス5校というのが最低限だなというふうには感じております。  それで、他の議員も、坂本議員なんかもプールの老朽化に関してもお話ありましたとおり、老朽化した学校の給食施設ですとか、プールの、これが他の既存の施設の改築や他校との共同使用、あらゆる可能性を考えて、他の事例も参考にしていただき、問題点のすり合わせと財政面と総合計画の整合性を庁内でしっかりと議論させていただきたく、要望させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  続きまして、私のほうからは、次に参ります。市街化調整区域の件なのですけれども、都市部に行きたいと思います。先ほどはご答弁ありがとうございます。詳しくありがとうございます。今日まで市街化調整区域の宅地開発の急激な造成というのは、四街道市ではこれまで多く見られてきたと思うのですが、それにより人口増とともに、本当にこれも毎年のように保育所、こどもルーム建設ラッシュ続いてきておりました。そして、小学校でも悲鳴を上げるほどの教室の確保をしなければならない。計画性あるまちづくりとはちょっと言いがたいなというふうに思っております。まちづくりは、本当に地域づくり、そして人づくり、常々思っております。一旦立ち止まって考える必要があると思い、質問させていただきたいと思います。  現状では、市街化調整区域の宅地開発は、県が許認可権を持ち合わせ、市は窓口となっておりますが、指導要綱も定め、これまで事前協議の申請許可を県へつないできております。担当課としては、しっかりと業務を遂行されておられると思います。  そこでお尋ねなのですけれども、市街化を抑制すべき場所が市街化調整区域となりますが、40戸連たんで進められることに関して、市民から問合せ等ございましたでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  40戸連たんに関するご質問につきましては、市民の方々からはいただいておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 そうですね。指導要綱はやはり業者向けというか、業者が開発行為をするに当たってのきちんとした定めがある。これを読んで、業者の方々は建てられておられます。しかしながら、現状は市民の方が家の目の前にその開発行為が行われた場合、大変びっくりします。それが今回の鷹の台地区のほうの件なのですけれども、かつて私、吉岡南地区から下水道の敷設に関して要望を出させていただいたこともあり、また徳洲会病院はもとより、お近くの住まわれる吉岡自治会の皆様からも下水道にしてほしいという要望を出させていただきましたが、その際にも都市計画マスタープランの話を出され、見直しには至らなかった経緯があります。  参考資料1、今回3枚提示させていただいておりますが、参考資料1は開発行為の現地の写真を掲載し、資料2は地元住民の方が作成され、今議会の請願でもあります羽根戸遺跡の場所の開発行為や周辺地域の開発をお調べになり、ご提供いただきました地図に私が加筆しております。参考資料3はおなじみの地図ですが、吉岡・鷹の台地区の全体と千葉市一部が一体的な地図となっております、おなじみでございます。  まず初めに、今目の前で起こっている現場を見ていただきたいと思い、他の議員の方にも現地に来ていただき、現状を把握していただきました。小規模な宅地の開発行為には目に余るほど、山林や緑を次々にコンクリートにと変貌を遂げていく姿、地域住民としてはいたたまれない気持ちでおります。今回請願にもありまして、また担当課職員の皆様方と話合いを進めていく中で、やっぱりこれ自分たちの地域、そして自分たちの市は自分たちで守らなければならないというふうに私は本当に強く思いました。  部長の立場であれなのですけれども、嶋田部長も本当に管財課のときからご一緒させていただいております。今回の最後のお仕事ではないですけれども、このまま四街道市を見守っていただけると私は信じておりますが、この件に関してはどういったご感想、そしてどうしたらよいか、何かお考えがあればご答弁いただければと思います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  最初に議員が仰せになられましたとおり、まず許可権が今千葉県にあるということでございます。その中で、我々四街道市といたしましては、できる限りの中で指導要綱等を定めて、まちづくりを推進してきたものでございます。その中で、私にご意見ということでございますけれども、まずは許可に行くまでの間の過程につきまして、公共施設の管理者の協議はもちろんのこと、その住民に対する理解を得ていただくよう、指導要綱の中で住民、また繰り返しですけれども、指導をさせていただくというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長より答弁の訂正の申出がありましたので、これを許可します。  教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) 先ほどの答弁の訂正をさせていただきたいと思います。先ほど教育行政における適正規模、適正配置の検討についての中で、過去においてどのような経過があったというところで、最初の経緯の概要についてご説明したところなのですが、私のほうが最初、平成17年度に3校の保護者に地域のアンケートを説明してというようなご説明をしてしまいましたが、正しくは平成17年度に3校の保護者、地域にアンケート及び説明会を実施し、その際出席者の意見によりという形に訂正させていただきたいと思います。大変失礼いたしました。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。  先ほど、今お話聞いていて、指導要綱に沿って、ちょっと理解できなかったのですけれども、ごめんなさい。住民に対する理解を求めるというふうに発言をされましたか。ちょっともう一回確認です。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  その時点で住民から、当然開発が行われる場合には許可されたときに、許可のときには看板が立てられますので、そこに何ができるかというのは、そこで周知されます。その中で、住民がその内容について担当課のほうに、窓口においでになったときにはその説明をしなければいけませんし、その中で要望があった場合には、事業者に伝えることは伝えなければいけないという、そのことでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 分かりました。私も住民なので、思い起こすのですけれども、やっぱり墓地問題がありまして、私今ここに立っているのですけれども、本当に分からない間に何かができてしまうという不安にやっぱり襲われるのです。そうしたことというのはこの開発行為も同じで、今回の場合は全て目の前にあった山林が、また畑がなくなって、家が今建っていますね。そうしたことがいろいろな範囲に、これ記載してある写真ですとか、参考資料見ていただければ分かるのですけれども、こうしたことが区域内で行われている。これ千葉市なんかは、白いところは千葉市ですよ、参考資料3の。千葉市が、ではなぜこうした市街化調整区域に、こうしたミニ開発が行われないか。そこもやはり地区計画と言われるものがあるということになります。今回のことで、千葉市の議員のほうからもお問合せありまして、どうしたのと、大丈夫というお問合せがありまして、その大丈夫という意味が、やはり四街道市が本当に抜け落ちている。やっぱり緩いぞと言われるゆえんだと思います。  ほかにもいろいろ問題点あるのですが、ちょっと時間がないので、これ合併浄化槽についても触れたいと思うのですが、所管は環境経済のほうになると思うのですけれども、開発行為に関しては全てそこで担当の課に供覧していくものだとは思うのですけれども、よくよく考えていただければ、その全体地図を見ていただければ、鷹の台地区は御成台地区との一体開発によってできた地域になります。それは、本当に高度な処理をされて、合併浄化槽の話ですけれども、処理水が排水されます。鷹の台地区の配管との結合は法の下致し方ないにしても、災害時にはやはり電力がストップした場合、大きな危惧を持っております。合併処理浄化槽が計算上設置されたものだとしても高低差があり、片や隣接は市街化区域です。こうした案件は、開発行為の許可の中でこれまで扱ったことというのはあるのでしょうか。答えられたらお願いしたいと思います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  私が部長になってからは、そういう事例はございません。相談はございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 分かりました。地図を見ていただいて、本当に現場に行っていただくと、これが本当に小規模でやられている案件かと。これ誘発に誘発に、本当に全体が大規模ではないかと言われるゆえんです。全体で200以上の戸数が造られ、またさらに連たんでその奥、上です。その奥、また吉岡区の宅地造成始まります。これを指をくわえて待っていろと、私はできないから質問しているのです。ぜひ真剣に取り組んでいただきたいと思っております。法律に基づき定められた決まり事、守っていることは当然でございますが、ただその法律の運用基準にいささか、実際に住む住民には納得できるものは残念ながら難しいのです。まちをつくり、世代交代が続いていけるように、持続可能なまちづくりを目指す本市に一番必要なのは、地域との知恵の輪のように思います。これまで行政任せの開発行為により織りなす様々な問題提起は、一時的なものではありません。私たち住まう住民、私たちにとっては一生の問題になります。自分たちの市は自分たちで守るという方針がなければ、当然地域の皆様もご協力いただけないのではないかと、本当に危惧しております。  そこでお尋ねしたいのですが、県から四街道市も許可権限を持ってほしいという打診はあると聞き及んでおりますけれども、県の適用除外となるためにはどういったことを想定していかなければならないのか、分かる範囲で構いません、お知らせください。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  まず、権限委譲のご質問だということでお答えさせていただきますが、まずは人の問題、それも専門の人間を多く配置するというところでございます。また、この開発行為はまちづくりの行政となりますから、建築、土木、総合を含めた中での、冒頭に申し上げました知識を持った人員を配置すべきというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 人の問題、お金の問題、多く抱えてある。これが今までずっと四街道市が担ってきた人口微増、これはやはりヤードの問題、そして宅地開発の問題、起因します。今の、要は多忙な担当課が抱える、私これ事前に聞きましたけれども、600以上の違法建築を今いる人員で賄えといったら、それは賄えませんよ。私は、そのように言っているのではなく、県に進言するなり、そしてこれを改善してもらうなり、そうしたことをお願いしたいと思いますが、市長のお考えを伺いたいと思います。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  私もこの現場、大越登美子議員と一緒に、住民の皆様と一緒に拝見させていただいたところであります。やはり今住んでいる方々の住環境というものは大事だと思っていますし、何とかしたいという思いございます。ただ、現状は県の許可権限の中でなかなかできていない状況があるので、今大越議員がおっしゃったように、やはり県にしっかり要望していくというか、それはしっかり見直していってほしいという話をするのはもとより、あと市のほうもそういった許可をできる、そういう体制が組めるのであれば、それはやはり考えていく必要はあると思います。ただ、現状はどうしてもこういう答えになってしまうと、それはご理解をいただきたいと思います。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ありがとうございます。市長も本当にお忙しい中、足を運んでいただきまして、現場を見ていただく現場主義、そして当事者の声を聴くという姿勢はやはりここからスタートしているのだなというふうに思っております。ぜひよろしくお願い申し上げます。  続きまして、私のほうから総合計画に向けてのお話なのですけれども、今回ワークショップ、今ご答弁ありましたワークショップとか、市民とともにつくるぞというお話なのですけれども、今までも10年前、10年スパンなので、前期と後期で分けると。私前期のとき、たまたま居合わせておりましたけれども、やはり出来上がったものが住民の前に出てくるというのは、即していないというか、住民の声が反映されていないなというふうに感じまして10年来てしまったのですが、ぜひここで方向転換というか、やはり今までと違ったというのも、どういうふうに違ったということになるのですが、やっぱり住民の合意形成は最終的にはそこになります。今までもされてきました。それは、最終的にはパブコメで意見を求めたりといったこととかあるのです。  ただ、やはり私、その後期基本計画のときのワークショップにお邪魔しましたけれども、本当に人が少なかったです。こんなに少ない中で大きなものを決めるというのはどうなのかなと疑問に思って、今回質問させていただいているのですが、提案として、市長をトップに今までもやってきたのは同じだと思います。ただ、住民の声を聴くのをどうやって住民の声を聴くか、そしてやはりこの地域で暮らす、お困り事たくさんあると思います。自治振興課には多くの相談、連絡票によってたくさん、毎回道路の変更ですとか修繕してほしいとかいう、そういった案件もございます。ですので、地域ごと、また住民が関われるそうした計画づくり、これを提案型として市のほうから随時情報発信をしてほしいなというふうに思います。これは要望なので、今後また6月議会もありますので、触らせていただきたいと思います。財政の兼ね合いもありますので、次にさせていただきたいと思います。  それで、私、あと4分なのでごめんなさい、次期ごみなのですが、よろしいでしょうか。今回再質問も提出せず、お話を伺うところなのですけれども、今までやっぱり私百条委員会、委員外議員で出させていただきまして、聞き取り調査のことでぜひ提出してほしいということで1枚になったのですが、それはいつ頃こういう取りまとめをされて提出しようというふうにはなったのかというのは分からないのですが、お答えはできるものですか。 ○成田芳律議長 都市部長より答弁の訂正の申出がありましたので、これを許可します。  都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) 先ほど指導要綱に基づく中での看板の設置につきまして、許可看板という曖昧な答弁をさせていただきました。申し訳ございません。正式には、事業公開板でございます。訂正失礼いたしました。ありがとうございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先般都市環境常任委員会及び全員協議会、あと百条委員会のほうに提出させていただいた資料につきましては、砕石混じり層のソーラー発電事業の搬入路を許可するに当たり、砕石が持ち込まれたというところの部分の、主にそこの部分の聞き取り調査の部分なのですけれども、今後砕石混じり層の調査等をしなければならないのではないかということで調査を進めておりまして、そのご理解をいただくために都市環境常任委員会にも報告しなければならない。また、時を一にして、百条委員会からも何らかの資料の提出というような提出要求がありましたことから、先般の年末ぐらいの段階で取りまとめて、ご理解をいただかなければならないというふうに考えたところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、年末ということなのですけれども、これ令和元年8月に裁判起こすに当たって、やはりその後、一般質問等でも質問させていただいていた聞き取り調査、庁内や業者にも報告ができない状況だったのです。今回は、その搬入路だけの聞き取り調査というお話なのですが、ほかは終わっているのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  終わってはございません。まだ不明瞭なものもあり、裁判の先方の反論とか、その辺に合わせた形で補足するような形で聞き取りは行っていきたいというふうには思っていたところでございますけれども、鈴木市長からも、市長をトップにした内部調査も新たに刷新しながらやっていかなければならないという指示を受けたことから、そこの部分についてはちょっと体制を新たにといいますか、心新たにやってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 では、今までの調査はあると認識しているのですけれども、そういった聞き取り調査の、やっぱりその一から十ではないのですけれども、2だけ取り出すのではなくて全容、それを鈴木市長、トップにいろんな方々、専門分野の方々入りながら調整していくというふうに私は受け止めているのですが、今回やはり百条委員会も佳境に入り、ではどこを、この残土の汚染原因究明どうなったのかと。市民の方からもすごく言われるところです。ぜひともその一から十のもの、それを市民の方々にどのように公表していくか、これも併せて同時にやっぱりやっていただきたいと。これまでとは違うということをお示ししていただきたいと、私から要望させていただきたいと思います。  それから、施政方針のほうに移らせていただきます。鷹の台の公園遊具、先ほど12月末に完成で、自治会への確認をするというふうにお話しなさったのですが、もうちょっと詳しく教えてください。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  令和4年12月末完成を目途に進めていくというところでございます。なお、その設置につきましては自治体の意向を確認してまいると。また、利用者の安全に配慮した更新工事を進めていくという所存だというところでご答弁させていただきました。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 この木製遊具は、私議員初当選したときの初めの質問でございました。これは、私の子供たちはもう遊んではありませんけれども、子供たちが遊ぶ遊具としては年齢が高い遊具でした。そこから、高いところから落ちて、けがを負った方が何人もおられた。なので、そこはやはり工夫されて、網、ネットですとかつけてくださいました。しかし、老朽化が進み、やはり木製遊具というのは本当に高いもので、1本10万円だというふうに聞いていますけれども、そういったことが根のほうから腐り、本当にやってはいただいたのですが、やはり全体的なリニューアルするには、大変な多額なお金がかかると以前から伺っておりました。今回こうした決断をしてくださったというのは、やっぱり安全性の面で目に余るところがあったのだろうというふうに推測するのですが、ぜひこれ自治会もいいのですけれども、やっぱり使う子供たちにこれ聞いてほしいなと思うのですが、例えば前市長なんかはランチミーティングというのをやっていたかと思うのですが、そうした子供たちの中に入っていく。鈴木市長は、子供を真ん中にというお話もございますし、吉岡小学校が一番近いので、小学校に行くなり子供たちに直接聞く、こういったことも提案させていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  おっしゃるとおり遊具で遊ぶのは子供でありまして、うちの子供もあそこではよく遊んでいるのですが、やはり子供たちに意見を伺うというのも大切だとは思います。ただ、コロナ禍でどういうやり方ができるのかというのは正直なところありますので、そういったことも含めて考えていきたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 大越登美子さん。 ◆大越登美子議員 ご答弁ありがとうございます。お隣の千葉市の花見川区ではインクルーシブ公園といって、全ての子供たちが一緒に遊べる場所があります。千葉市に限らず全国的に多いのですけれども、私随分前に健康遊具のこと、これは市内でも都市公園、設置している場所あります。それも老朽化していますけれども、そうした遊具に関してもしっかり検証していただいて、皆さんが本当に子供から大人まで遊具楽しめる、本当に20年、30年もつような公園づくりしていただきたいと思います。  私からの質問は以上です。 ○成田芳律議長 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  1番、久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 鈴木市長、ご当選おめでとうございました。今から鈴木市長との出会いは15年前、国会議員の秘書をなさっているときからの出会いです。そのときから市長になりたいということの強い意志でやられて、今度は市長になられたと。立派なものです。誰でもなりたいということでなったということ、あまり聞いたことありませんので、これからもなお一層頑張っていただきたいと思います。  15年の歳月が来て、鈴木さんは市長になったと。私も、その当時自分でやっていましたので、あっちへ行き、こっちへ行きということで、みそら団地に住みながらやっていまして、まさか自分がこういう市議会議員に出たといいますか、なったといいますか、やらされたといいますか、そういう状況の中でやっております。どうかこれからもひとつよろしくお願いします。  みそら自治会で鈴木市長の公約が出ましたので、役員と次期ごみ処理施設用地の打合せをいたしました。それを踏まえての質問をいたします。吉岡の次期ごみ処理施設用地に鉛が出てから、一時ストップしております。それからの予定に対して、市は広域化も含め再検討し、様々な活用性を探り、なるだけ財政負担がかからないようにしていきたいと述べております。みそら自治会は役員との打合せの中で、市もしくは鈴木市長の公約を遵守いたします。ある程度の時間をかけて方向性を決めてほしい。今まで無駄なお金だと思うのですけれども、やるたびに7,000万だ、1,500万だ、2,500万だと、そのお金が吉岡の現場に、姿に出ておりません。みんな地中に流したようなお金です。  今四街道市は、財政難だと私は思っております。こういうお金を止めて、そしてある程度の時間をかけて方向性を決めてほしいです。どうか、これは鈴木市長の公約にも載っております。これは当然やるべきだと思いますので、ぜひともお願いしたいと思います。今言ったことは、私は決して嘘は申しません。ただし、今まで四街道市がみそら自治会に提出している書類に関しては、四街道市が責任を持って解決してほしいと思っております。  また、次期ごみ処理施設が決まるまでは、みそらのクリーンセンターに頑張ってもらうしかありません。大事な大事なみそらのクリーンセンターです。そこで、関連施設の鹿島荘の取扱いはどうなるか。また、吉岡クリーンセンターを建てるにしても、そのときの財政はどうなるか。さあ、全ての条件が整った、着工しましょう、あっ、お金がないでは済まされません。この辺も踏まえて答えを出してもらいたいと思っています。それでは、吉岡クリーンセンターを建てるにしても、先ほど私が言ったようなことです、そのことを関連質問いたします。  まず、国民保養センター鹿島荘、先ほど齋藤部長、ご答弁ありがとうございました。ということは、前回と一緒ということの答えですね。誠にありがとうございました。進展がなかったということですよね、ありがとうございます。  それで、私が言わんとするのはバランスの問題です。クリーンセンターは次の行き先がないから、どんどんやっている。そして、それを見ながら鹿島荘は解体している。この矛盾です。これは考えてもらいたいのです。バランス、矛盾は、要するにバランスは悪い、その中で堂々と操業している、堂々と解体している、誰が見てもおかしい。この辺のことの矛盾は解消してほしいと思うのです。鉄筋コンクリートの2階建て、延べ床面積85平米、昭和50年に建設した旧耐震基準で、耐震審査の結果基準を満たしていると判定されました。建設から45年が経過し、施設の老朽化が進んでいますが、耐震基準を満たしていれば手直し等をしながら私は存在できると思っております。  また、浴場廃止について、ここでちょっと齋藤部長に質問があります。廃止に当たり議会に諮りましたか。 ○成田芳律議長 関連質問に対する当局の答弁を求めます。  福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  廃止に当たり議会に諮ったかということでございますが、平成29年の9月27日の議会の全員協議会におきまして、クリーンセンターからの給湯管に漏水が確認されたこと、廃熱用煙突の断熱材にアスベストが使用されており、なおかつ飛散のおそれがあること、その改修に多額の費用がかかること、さらに新ごみ処理施設の移転を踏まえ検討した結果、10月29日の営業をもって廃止をすることをこの全員協議会でご報告をさせていただきまして、了承いただいたところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 なかなかやるではないですか。一応議会に諮ったのですね。また関連質問なのですけれども、そのときは現場確認されましたか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  まず、事の発端といいますか、平成29年の5月27日に、鹿島荘のこの敷地内の水道管の漏水が発生をいたしまして、施設の仕切り弁のところから水が噴き出したことから、緊急に工事を行った際、漏水箇所とは違うところから温水が噴き出ていることを、これは私自身が確認をしております。このことから、改めまして赤外線カメラで調査を行いまして、給湯管の漏水を確認しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 物はついでに、日報はありますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  日報とは、ちょっとどの日報を指しているのか私は分からないのですが、例えば指定管理者では、この日々の施設の点検項目のチェックリストもございます。また、施設で事故等が発生した際には、その都度指定管理者より報告書が提出をされまして、その報告書に基づいて私どもがいろいろな調査をしていると、そういうことでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 今度鈴木新市長になりましたので、この件について、私の思いは伝えられていますでしょうか。 ○成田芳律議長 引き続きお願いします。私の思いというのがちょっと……  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 存続をしてくれということで、齋藤部長に何回も質問したと思いますけれども、その思いは引継ぎの事項に入れられていますか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 鹿島荘を存続ということでございますけれども、これまでも議会の中で再三にわたりご答弁は申しましているように、この鹿島荘自体は、確かに施設の躯体は非常に丈夫でございます。ただ、屋根防水であるとか外壁、それから機械設備、電気設備などの老朽化というのは非常に著しく、それらの改善も当然やっていかなければならない。ただ、この施設というのは四街道市公共施設再配置計画において、施設、機能ともに廃止と位置づけられておるところです。この再配置計画自体は、市民の皆様の参加をいただいて、なおかつ議会にご説明をして作成されたもので、私はこの施設機能の廃止、それから施設の廃止、この決定というのは非常に重いものではないかというふうに考えております。  また、福祉に関する様々な、今課題であるとか要望であるというのが年々多く増していっております。昨年の12月の定例会においても、65歳以上の高齢者の方への補聴器の購入補助の陳情が採択をされております。これらの事業の実施をするためには、限られたこの財源の中で、どのサービスを適切に行って、質を維持していくかというのを検討しなければなりません。そのためには、当然のことながら受益者負担の導入だけではなくて、施設の統廃合、既存サービスの見直し、そういったスクラップ・アンド・ビルドの観点というのが絶対に私は必要だというふうに考えておりますので、そのようなことで行ってきておりますので、ご理解をいただきたいというところでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 前市長とのつながりもありますので、先ほど齋藤部長のほうで、令和6年9月ですよと言われましたので、私が思うに、新市長の鈴木市長のほうに、私はこう思ったのです。まさかとは思うが、どうでもよいようなこと言っているのではないかと。そういうことありませんか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  決してそのようなことはございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 安心しました。それで、当初国民保養センター鹿島荘は令和3年9月30日で廃止したが、令和6年9月30日に変更になり、関係者の皆さん方には感謝しております。しかし、吉岡の次期ごみ処理施設移転が、現場から鉛が出たことにより、いつになるか分からなくなりました。ならば、クリーンセンターの関連施設である鹿島荘の存続は、私は当然ではないかと思いますけれども、いかがなものでしょうか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  今おっしゃられました鹿島荘の存続についてですが、先ほどの壇上並びにこれまでの議会におけるご答弁の繰り返しにはなってしまいますが、まずは指定管理者の指定期間が終了いたします令和6年9月末まで、施設のほうは適切に維持していく考えでおります。その上で、クリーンセンターの関連施設であることを踏まえつつ、老朽化の著しい施設の現状も考慮をしながら方向性のほうは考えてまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 工事費がかかると言われましたよね。幾らなのですか、ところで。私今まで聞いたことないのですけれども。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  工事費には様々な工事がございまして、例えば今私どもで一番懸念しているのがやっぱり電気設備の老朽化でございます。そういう改修費用に、かなり前の話になりますけれども、当時の平成27年頃の算定では700万から800万程度、それにかかるというふうには聞いております。ただ、その後も、取りあえずは今施設のほうの、電気設備のほうは何とか壊れずにいってはいますが、いつ壊れてもおかしくない状況であるというのは業者のほうから伺っています。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 700万と言えば吉岡のごみ処理、あそこのいろんな工事に比べたらかなり安いですよね。大体あの辺は7,000万円クラスですからね、一発。次が2,500万円とか、くいを新たに打てば1,500万とか。あそこはそれで議会通していないのですよね。齋藤部長のほうは、800万で議会通されたのですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  800万ということではなくて、議会でご説明したのは、あくまでも浴場の廃止について議会にご説明をさせていただいたということでございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 これは私の要望です。さっき言いましたように、次期ごみ処理施設に関しては、私がさっき言ったようなことです。そして、なおかつそこに関連して、その鹿島荘があるわけですから、そこでのアンバランスな姿が出てきますと、また話がややこしくなってくるのではないかなという気もせんでもないのです。やっぱりバランス保つ、関連施設ですから。その点ひとつよろしくお願いしたいと思っております。鹿島荘に関してはそういうことです。  次、予算に関してです。いつでも吉岡のほうが建てるようになりましたと、さあこれから着工しますよというときのやっぱり準備はしておかないといけないと思います。今税収が、大体人口が9万5,958人ぐらいなのですか。所帯数が4万2,000所帯、市税が、お金が入ってくるのが109億7,100万だそうです。そして、国や県からの入ってくるのが177億8,960万。ですから、合計しますと大体280万ぐらいですよ、自分のところの独自でやろうと思ったら。    〔何事か言う人あり〕 ◆久保田敬次郎議員 億です。すみません。申し訳ありません、間違えました。それで賄うわけですよね。それに足らないのが今年、令和の起債は、4年度の当初予算で31億9,000万を借り入れるわけですよね。ですから、今言ったように280億ぐらいでやろうと思ったら市債は要らないと、借金は増えないと。だけれども、そうはいきませんので、お金借りますよね。市債の現在高、現在は昨年度から増えまして227億になる予定です。まだ締めていませんから、なる予定でやっております。これについて、今ですから227億の借金ですよと。これに対しての支払いが21億の支払いがあります。今こういう状況の中で、市庁舎が着工するというのはもう決まっていますので、これが44億で、2億2,000万の支払いが出てきます。  私が石渡部長にお伺いしたいのは、令和4年の3月のお支払いは幾らでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  令和4年3月の償還額でございますけれども、まず元金が10億3,655万7,026円、利子が3,011万8,104円、合計で10億6,667万5,130円となります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 もう支払われましたか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  こちらの支払いにつきましては、その手続を取って、これから支払われることとなるかと思います。  以上でございます。
    成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 支払先はどちらですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  支払先につきましては、まず財務省、それと地方公共団体金融機構、それと千葉県庁、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、千葉みらい農業協同組合、京葉銀行、千葉信用金庫となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 そのお金は、定期預金からですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  定期預金からというところでございますけれども、市の一般会計からの支出となりますので、ご理解いただければと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 ありがとうございました。今度新市庁舎の44億、そして毎月の支払いが2億ということになりますけれども、ここまではよく理解できるのです。その後なのです。要は吉岡の建設費が大体150億ぐらいと聞いております。そのうち四街道市の手出しが100億、20年ローンの、100から2割った5億の支払いになりますけれども、これは財政的に持ちこたえますか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  久保田議員がおっしゃられたその総工費約150億というところ、恐らくこの従前の計画に基づく総工費147億円のことだと思いますけれども、これはもはやもう理想的な数字になってしまっています。というのは、今汚染土壌対策で、この金額ではもうできないわけです。その対策をして、盛られたものどうするのか。吉岡でやるのだったら、この金額ではもうできないのです。そうなったときに、そういうことも含めて次期ごみ処理施設の整備については、現時点でやはり不確定要素が多いために、私は選挙でここに、この吉岡の計画だけではなくて、様々な広域での処理とか様々な方法をしっかり検討して、中長期的に財政の負担がどれが一番軽くて、どれだったらみそらにこれ以上迷惑かけずに早期に移転できるのかということをいろいろ考えているわけでございまして、そういうことで財政負担額もしっかり検討して進めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 今鈴木市長のほうで言われましたよね。吉岡では、このままではとてもではないけれどもやっていけないということを言われましたので、やっぱりそれは公表したほうがいいと思います。特にみそらの住民というか、みそらの自治会のほうにも。やっぱり財政を揺るがして、そして四街道市ががたがたになるというようなことまでは誰も要求していませんので、それを踏まえて検討して、今市長が言われましたようなことで、さっき147億言われましたよね。そして、ほかを入れても、とてもこの金額では収まらないと。ならば、次どういう考え方かを、方針を一つ決めてほしいと思います。吉岡で駄目と決まれば、やっぱりそれも公表すべきだと思いますので、ひとつその点よろしくお願いしておきます。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 2時25分    再開 午後 2時25分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  久保田敬次郎さん。 ◆久保田敬次郎議員 失礼しました。せっかちになりまして。ここに書いてありますとおり、広域化も含め再検討しということで進めていってほしいです。やっぱり財政が大事ですので…… ○成田芳律議長 時間ですので。  以上で市民クローバー大越登美子さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 2時26分    再開 午後 2時45分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 次に、会派立憲の代表質問を行います。  立憲、広瀬義積さんの発言を許します。  14番、広瀬義積さん。    〔広瀬義積議員登壇〕 ◆広瀬義積議員 議席番号14番、会派立憲の広瀬義積です。会派を代表して質問をさせていただきます。  質問に入る前に、一昨日午後11時に発生した福島県沖での地震でお亡くなりになった皆さん、負傷された皆さん、被災された皆さんへのお悔やみとお見舞いを申し上げます。早期回復と復旧を願うところであり、11年前の震災の復興についても被災地の皆さんに寄り添った着実な施策の充実を望むものです。  また、ウクライナへのロシアによる国際法に反する不当な軍事侵略は、この議会で議決した後も、子供を含む多くの市民の犠牲者を出しています。停戦への動きはありますが、国際社会の平和への願いとは裏腹に、戦禍はとどまる気配を見せていません。早期終戦と日本政府によるウクライナ人の皆さんへの支援と四街道市及び関係団体における募金活動などの充実を望むものです。  さて、鈴木市長、就任おめでとうございます。本議会においての対応など、頼もしく拝見させていただいております。全てはこのまちと市民の幸せのためにという信念の下、市民、職員、有識者、また関係する企業の皆さんなどのお力添えを得ながら、これからの四街道市政を明るく魅力のあるまちにパワーアップしていただくことをお願いいたします。会派立憲、私、一議員としても新市長と知恵と力を合わせ、共通の理念に基づく政策実現に向け、最大限頑張る決意でございます。  それでは、通告に従い、質問させていただきます。なお、第9項目は取下げをいたします。  第1項目、次期ごみ処理施設汚染土搬入問題。  四街道市政にとって大きな汚点であり、甚大な損害をもたらしている次期ごみ処理施設への汚染土不法投棄問題を解決することは喫緊の最重要課題です。土地交換契約の中で、土木工事の登録も実績もない隣地の地主とくぼ地解消工事を請け負わせる契約を締結。市の土地が含まれているので公共工事とし、事業主体は市とする。公共工事なので、市の条例を適用除外にして、特定事業の届出を除外、土砂搬入に係る業務のほぼ全てを丸投げ、土地交換契約を結んだ隣地地主と工事業者の名前や契約内容も知らずに一任をする。市は、土地所有者としての責務を怠り、適用除外にしても実施しなければならない条項も管理監督責任も怠り、土砂搬入工事を行っている業者が栗山地先の残土汚染に関わっていた業者であることも知らなかったなどと、議会答弁や百条委員会で証言及び市が原告となっている裁判で明らかになっています。  およそ公的な機関が結ぶ契約でなく、市の土地に無料もしくは廉価で、何らの計画や制限もなく業者任せにした結果、汚染された土砂が埋め立てられてしまいました。本来条例を所管し、守らせるべき立場にある市がその立場や管理監督責任を放棄した結果、汚染された膨大な土砂が埋め立てられたままとなっています。調査費用や処理費用も含め、このままでは市の被る被害は100億を超えるとの想定もあります。  そこで、①、調査委員会の設置と考え方。  ②、関係する法律及び条例との関連の調査と関係機関との連携。  ③、再発防止に向けた内部調査及び体制の強化について伺います。  第2項目、ごみ処理に関わる計画の見直し。汚染土の搬入により、ごみ処理行政に多大な影響を及ぼしています。財政への影響も避けられないところであり、市民生活への影響を最小限にしなければなりません。  そこで、①、計画の見直しの考え方。  ②、施策の概要と決定の時期。  ③、再資源化の取組強化についてお聞きします。  第3項目、財政見通しと財政計画。施設の老朽化や扶助費の増加に伴う歳出増が避けられず、このままでは財政の硬直化がさらに進みます。  そこで、①、財政状況と見通し。  ②、今後の財政計画と展望について伺います。  第4項目、鹿渡南部特定土地区画整理事業について伺います。  ①、事業の実情。  ②、事業終結に向けた課題と取組について伺います。  第5項目、こどもルーム。  ①、民間委託における児童、保護者のための運営推進。  ②、裁判で社会福祉協議会が訴えられている雇い止めに対する市の対応についてお聞きします。  第6項目、福祉のまちづくりの推進。福祉のまちづくり宣言は、障害児と障害者、その家族の皆さんが中心となり、障害者福祉施策の充実と障害を持っていても安心して住み続けられる地域社会の実現のために署名活動を行い、四街道市議会に請願が提出され、満場一致で可決、社会福祉大会で宣言されたものです。宣言から28年を経過します。障害児の数も増えており、2025年問題に象徴される高齢化に伴う障害者も増えています。請願の趣旨を生かし、宣言を実効性のあるものとするために、以下の質問をさせていただきます。  ①、福祉のまちづくり宣言の内容変更の必要性。  ②、条例の制定と事業計画策定の考え方。  第7項目、成台中周辺の開発と国道51号線拡幅、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線第2工区の課題についてお聞きします。道路整備は、投資であると私は考えます。都計道3・3・1号線には多額の投資をしています。周辺の開発によって、投資に見合う市税収入増につながる計画とすることが求められます。  そこで、①、事業推進に当たっての指針。  ②、事業計画策定のための調査。  ③、関係機関との連携についてお聞きします。  第8項目、選挙管理委員会事務。投票率向上と選挙違反や不測の事態に対応するなど、選挙管理委員会やその事務も多岐にわたり、多忙を極めているとお聞きしています。そこで、期日前投票所の増設やホームページを活用した投票率の向上施策や投開票速報の改善など、市長選挙における投票率向上と市民対応についてお聞きします。  以上壇上からの質問とさせていただきます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 会派立憲、広瀬義積議員の代表質問にお答えいたします。  私からは、第2項目、ごみ処理に関わる計画の見直し及び第6項目、福祉のまちづくりの推進の1点目のご質問に順次お答えいたします。初めに、第2項目の1点目、計画の見直しの考え方でございますが、次期ごみ処理施設の整備につきましては、今後広域処理も含めたあらゆる可能性を探りながら検討し、財政負担を極力抑えた形での早期実現を目指してまいりたいと考えております。  なお、その方向性が定まった段階において、ごみの分別や処理方法、収集運搬などに変更があった場合は、一般廃棄物処理基本計画の見直しが必要となってくるものと考えております。  続きまして、2点目、施策の概要と決定の時期でございますが、今後広域処理も含めたあらゆる可能性を探りながら検討してまいりますことから、その方向性が定まった段階において3Rの推進に資する施設の整備やSDGsと関連づけた減量リサイクル効果の高い施策など、より適切な施策を定めてまいりたいと考えております。  続きまして、3点目、再資源化の取組強化でございますが、今後のごみ処理の方向性によっては、再資源化の具体的な施策も変わる可能性がございます。しかしながら、現状においても再資源化の強化は必要でございますので、再資源化が可能な雑紙や本年4月から施行されるプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律において新たな指針が示されているプラスチックごみについて、本市の実情に合った効果的な回収方法及び再資源化の体制を構築し、市民の皆様への様々な啓発を進めてまいります。  続きまして、第6項目の1点目、福祉のまちづくり宣言でございますが、平成5年6月議会における福祉のまちづくり推進宣言を求める請願の採択を受け、四街道市を福祉のまちとすることを決意し、宣言したものでございます。本市におきましては宣言を踏まえ、各分野ごとに中長期的視点に立った各種計画を策定し、様々福祉施策を実施しております。しかしながら、宣言から30年近くが経過し、宣言文にある核家族化、少子化、高齢化の進展といった問題は、人生100年時代と言われる今日、認知症高齢者の増加、障害者の高齢化による親亡き後の問題、また9060問題、さらに児童虐待、ヤングケアラー、新型コロナウイルス感染症による生活困窮など新たな問題に直面しております。このことから、今後宣言の内容を見直すことについて考えてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第1項目、次期ごみ処理場汚染土搬入問題のご質問について順次お答えいたします。  初めに、1点目の調査委員会の設置の考え方及び3点目の再発防止に向けた内部調査及び体制の強化についてのご質問でございますが、徹底した原因究明及び再発防止の考察を図る観点から、まとめてお答えいたします。次期ごみ処理施設等用地での埋立てに係る不明瞭な点を明らかにするため、市職員等に対しさらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進めてまいります。また、組織の透明性を確保するため効果的な措置を講じ、対応していく必要があると考えております。  次に、2点目の関係する法律及び条例との関連調査と関係機関との連携でございますが、土壌汚染や再生砕石に関しましては、土壌汚染対策法や残土条例などが関係することから、県の関係部署との連携をさらに強化し、必要な対策について引き続き相談し、適切に対処してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第2項目、財政見通しと財政計画についてお答えします。  初めに、1点目、財政状況と見通しについてですが、現在の本市の財政状況としては、人口の増加に伴い、歳入面で地方交付税及び臨時財政対策債等の一般財源が増加傾向にあり、財政状況は改善傾向にあるものと考えております。しかしながら、社会保障関係経費や庁舎整備をはじめとする公共施設の老朽化に伴う公債費など、将来的に歳出の増加が想定されているところです。  続いて、2点目、今後の財政計画と展望についてですが、将来にわたって持続可能な財政運営としていくためには、行財政改革推進計画に基づく取組を着実に実施していくとともに、公債費の増加につながる普通建設事業の予算化に当たっては、必要性や事業規模について十分に検討した上で、過大な予算額とならないよう査定を行うことや国、県の補助制度及び交付税措置のある起債を最大限活用することで、市の財政負担の軽減に努めていくことが重要であると考えております。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、都市部所管の4項目め、鹿渡南部特定土地区画整理事業、7項目め、成台中周辺の開発と国道51号線拡幅、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線第2工区につきまして順次お答えいたします。  初めに、4項目め、1点目の事業の実情につきましては、鹿渡南部土地区画整理組合が債権者に対して相当な債務の免除及び放棄並びに利害関係人、四街道市に対して支援を求めて申し立てておりました特定調停は、3月14日に第5回目の調停が実施され、相手方債権者と合意が得られました。これを受け、16日に追加議案を提出し、お認めいただいた際には、調停合意の条件である事業完了までの事務的、財政的支援を行うことで、都市計画事業としての責務を果たしてまいりたいと考えております。  続きまして、2点目の事業終結に向けた課題と取組につきましてお答えいたします。初めに、課題といたしましては、鹿渡南部土地区画整理組合は、現在専門知識を持つ事務代行者が不在であることから、実務が困難な状況になっております。  次に、取組といたしましては、特定調停の合意条件にもなっております事業の収束までの残事業の施行の指導、支援並びに財政的、事務的な支援を行ってまいります。  続きまして、7項目め、1点目の事業推進に当たっての指針、2点目の事業計画策定のための調査、3点目の関係機関との連携につきましては、相互に関連がございますので、併せてお答えをいたします。四街道市都市マスタープランの土地利用方針におきまして、千葉市中心部と佐倉市及び成田市方面を結ぶ幹線道路である国道51号の沿道地域は、4車線化整備により都市間の交流が円滑になると想定されますことから、交流機能と沿道サービス機能を備えた交流拠点となっております。また、この交流拠点は都市的土地利用を図る必要が生じた場合、雇用の場の創出や都市づくりへの寄与度など、まちづくりの総合的な視点から十分検討し、地域の実情に応じた整備手法を用い、適切な土地利用を誘導することとしております。  しかしながら、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線の沿道の市街化調整区域におきましては、里山環境ゾーンと位置づけされておりますことから、上位計画やその後に策定を予定する次期都市マスタープランにおきまして、千葉県や市関係部署と土地利用の方針を協議してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第5項目、こどもルームにつきまして順次お答えいたします。  初めに、1点目、民間委託における児童、保護者のための運営推進についてですが、令和4年度以降のこどもルームの運営委託につきましては、JR線の北側13施設をシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に、南側11施設を株式会社明日葉にそれぞれ決定し、令和4年度からの運営に支障を来さないよう準備を進めているところです。利用保護者の皆様に対しましては、運営事業者の変更についてご理解をいただくため、父母の会の役員の皆様と新事業者との間での意見交換を実施するとともに、令和3年度第5回四街道市学童保育父母の会に新事業者とともに出席し、質疑応答、意見交換を行いました。また、支援員等の皆様に対しましては、新事業者による会社説明会及び個別の面接等が実施され、現在の支援員等の皆様におおむね継続して働いていただける予定となっております。  当市では初めてとなる株式会社による運営となりますが、当市のこどもルームは父母の会の事業として発足し、父母や支援員の方々の創意工夫により発展してきた経緯があること、また利用保護者の皆様から、保育の内容が大きく変わってしまわないかという不安があることを踏まえ、保育内容が急変することのないよう、利用保護者、新事業者、社会福祉協議会と調整を図っているところです。今後も引き続き利用保護者の皆様と連携するとともに、他自治体での運営実績のある民間事業者の豊富な経験を生かすことで、児童、保護者にとってよりよい運営となるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、2点目、雇い止めに対する市の対応についてお答えいたします。元こどもルーム支援員から社会福祉協議会に対して雇い止めを争点として訴訟が起こされておりますが、社会福祉協議会と元こどもルーム支援員との個別の労使関係上の問題であること、また裁判中であることから、行政が何らかの関与をすることはできないものと考えております。しかし、運営の委託先の裁判であることから、社会福祉協議会より進捗状況の報告を受けるなど情報は共有しており、今後の裁判の行方を注視してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第6項目の②についてお答えいたします。  条例の制定と事業計画策定の考え方についてですが、千葉県条例として千葉県ふくしのまちづくり条例が制定されております。その目的として、高齢者、障害者等が安心して生活し、自らの意思で自由に行動し、及び平等に参加することができる社会を構築するとあります。そのために県、市町村、事業者及び県民の責務を明らかにし、福祉のまちづくりのための施策及び高齢者、障害者が安全かつ快適に利用できる施設等の整備について必要な事項を定めております。本市ではこの条例に基づき、施設、道路、歩道などにおいて高齢者、障害者等が安全、安心に利用し、暮らすことができるよう環境の改善等に取り組み、福祉のまちづくりを推進しております。  以上のことから、現段階において市独自の条例の制定と事業計画の策定については考えておりませんが、今後県内他自治体の状況等も調査してまいりたいと思います。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 選挙管理委員会事務局長、多田雅史さん。    〔選挙管理委員会事務局長 多田雅史登壇〕 ◎選挙管理委員会事務局長(多田雅史) 私からは、第8項目のご質問についてお答えいたします。  市長選挙における投票率の向上と市民対応ですが、先月執行されました四街道市長選挙の投票率は41.69%でございました。前回の市長選挙と比較して7.06%向上いたしました。投票率の向上に向けては、引き続き市ホームページ等による情報発信や広報車の市内巡回、選挙公報の全戸配布等、投票参加の呼びかけを積極的に行うなど、選挙啓発の取組を進めてまいります。また、期日前投票所につきましては、平成31年4月7日執行の千葉県議会議員一般選挙から千代田公民館、旭公民館を増設し、市役所期日前投票所を含め、計3か所で行っております。  先般の市長選挙におけます期日前投票の投票者数は、市役所が8,495人、千代田公民館が834人、旭公民館が732人、割合といたしましては市役所が84%、千代田公民館が8%、旭公民館が7%でございました。期日前投票所の増設等に関しましては、投票率の向上や利便性の向上が期待される一方で、職員負担の増大や経費の増加など課題もありますことから、総合的な観点から考えていくべきものと認識しております。現時点では、増設した公民館の投票状況等、効果の検証を行っているところでございます。  市民対応につきましては、選挙期間中は市民、報道機関、関係者などからの問合せ等が増えますことから、併任職員の体制整備等を図りながら、引き続き適切に対応してまいりたいと存じます。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 それでは、再質問をさせていただきます。  まず、次期ごみ処理場汚染土搬入問題についてですけれども、今まで私もこの問題取り上げてまいりました。これは四街道市にとって、先ほど壇上でも申し上げましたけれども、まさに汚点とも言うべきことだろうというふうに思いますし、この問題をできるだけ早く解決をしていかなければならないというところもあるのですが、いずれにせよこの問題を根本的に、なぜこういうことが起きたのかというところの観点からいって、それからもう一つは、こういうことが二度と起きないような形をどうつくるかというところがやっぱりポイントになってくるだろうというふうに思います。私は新市長にこの問題、確かに負の遺産と言われる部分かもしれませんけれども、きちんと調査をしてやっていただきたいというふうに思います。  その上で、ちょっとどうしても言わなければならないというか、基本として考えていただきたいということについてお話をさせていただきたいというふうに思います。この関係人である下野商事は、様々な証言ですとか、百条委員会の中でも証言をいただいているわけですけれども、これは市が主導で行った契約であると。裁判の記録の中にも書いてあるわけですけれども、そういうふうにお話をしています。また、市のほうは、これは下野商事のほうから諮問されたことだと、はっきり食い違っているわけです。下野商事については、大谷総合、建設機構からいろいろお話があって、市のほうがやっている、その仲介の下にやっていたと。そこに四街道市の幹部職員が絡んでいたということが今明らかになっているわけです。ということで、いろいろ考えていくとき、またこのいわゆる土地交換契約の中にくぼ地解消工事があって、そのくぼ地解消工事が、先ほど申し上げたとおり公共工事で、事業主体は市であると。だから、適用除外にして全てがフリーというか、先ほども申し上げましたけれども、全く野放しの状態で行われていると。あとは、土砂搬入の業者が誰か分からないというような話でした。  それから、もっと問題なのは、市は現場のパトロール、確認をしていると言いながらも、業者に聞いたら、それは何度か見かけたことはありますけれども、定期的に来ていることはありません、またどの職員がどういうふうに行っているのかも分かりませんということで、そのパトロールの実態や記録についても、記録の提出ということもないわけですけれども、そういうような、もう本当に私から言わせれば、ずさんな状態ということになる。それがあたかも当たり前のように答弁をいただいているわけで、百条委員会でもそうだし、この議会の中でもそう。このような、今までの体質でもし続けるようなことになると、まさに議会としての在り方ですとか、また行政がいろんな行政執行をするという部分では多大なこれは問題になってくるだろうというふうに思います。そういうことをきちんと、そういうことが本当に正しいのかどうかも含めて、きちっとやっぱり検証していく必要があるだろうというふうに思います。  先ほども申し上げましたけれども、3億もの負担を業者に任せると、その担保も何もない中で、その検証も、その後の確認も何もしない中でこのような契約が結ばれたと。それも公共工事だということの部分、この部分について、まずこの契約の正当性というところの部分は、きちっとやっぱり担当のほうから市長に報告をして、これが正当なものなのかどうか。今までいわゆる公共工事というと、指名競争入札ですとか一般競争入札、もしくは随意契約ですとか、そういうきちんとした契約を結びながらやっているわけですけれども、このような契約が通るのかどうかも含めてきちっと検証した上で、市長をトップとした調査委員会を設置をするということですから、その部分も含めてきちっとやっていただけるのかどうか、その辺の確認をしたいのですが、よろしくお願いします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  これから市長をトップとした内部調査機関のほうを立ち上げて究明をしてまいりますので、そこの辺の契約の部分もどのような経緯で、百条委員会等でも証人から証言はあったように私も確認しておりますけれども、そこの部分も再確認を市長を含めた形でしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 まずは、市長をトップとした調査委員会を設置した上で、今私が言った疑問点ですとか、そういうことを整理した上で、その次のステップに行くということなるのだろうというふうに思うのですけれども、今結論は多分出ないとは思うのですけれども、契約された内容ですとか、そういうものを見ると、脱税や、先ほどお話があった様々な法令ですとか、法律に触れる、条例に触れるということの部分もあるわけです。そのことが濃厚になっているわけですけれども、そのことを調査した上で、警察、検察ですとか、きちっとやっぱりもう一度相談をしながら対応していく必要があるだろうと。刑事告発等も踏まえた上でやっていく必要もあるだろうというふうに思うのですけれども、その辺も踏まえた対策、対応ということで考えていいのかお聞きをします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  刑事告発の部分につきましては、これまでもご答弁申し上げさせていただきましたとおり、刑事告発するためには、いつ、誰が、どの時点で汚染を入れたのかについて証明しなければならないということを警察関係者からアドバイスを受けておるところでございまして、また現在行っている裁判や百条委員会においても、いまだその部分について特定されていないということから、刑事告発は今なかなか難しい状況ではございますけれども、これから内部調査を行う中で、その辺が整理できたり、再度刑事告発の考え方については関係機関にも相談はしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 この業者が誰だったかどうかというのは、今まで百条委員会の中でもいろいろ証人尋問受けた上で、また記録の提出を受けた部分の中でも、これはまだ全容は解明はできていませんけれども、ほぼ全体的な対応、どうしてそういうことが起きたのかというのは分かっているわけですよね。そういう意味では、そういうことははっきりをしているわけですから、そのことを踏まえた上で、やっぱりただ警察のOBの方に相談するということではなくて、きちんとやっぱり四街道警察署なり千葉県警のほうに行って、今のこういうことなのだということも踏まえて、相談をしてみるということが必要になってくるのではないかなと、正式にですよ。これは、内部調査の上できちっとやっていくということがまずは前提にはなるとは思うのですけれども、そのことは可能ですよね。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  そこの部分については、先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、様々な再調査をする中で関係機関、関係機関というのは、当然告発でございますので、警察も含まれますけれども、相談はしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ぜひそこのところを踏まえた上でやっていただければというふうに思いますし、結局市もそうですし、聞き取り調査をすることはできても、それに対して強力な調査権限ということはないわけですよね。もし虚偽なことを言っても、それに対する、百条委員会の中ではそういうこともありますけれども、ただそれについてもそれを担保するものでもないし、答えたくなければ答えられないとか、また守秘義務ですとかいろいろなこともあるので、きちっとした、はっきりした事実が分からないということもございます。そういう意味ではやっぱり警察権力というか、警察が調べていただくことによってその事実ですとか、そういうことがはっきりすることもございます。ですから、それは四街道市のほうである程度の資料というものですとか、そういうものはそろえて相談に行くということにはなるとは思うのですけれども、きちっとやっぱり対応をしていただきたいというふうに思いますので、これは要望とさせていただきますので、ぜひよろしくお願いします。  あともう一つ、調査委員会のことなのですけれども、今後市長をトップということなのですけれども、今後の展開というところも踏まえてお聞きしたいところなのですけれども、もし必要があれば弁護士さんですとか、先ほど言われた警察のOBの方なんかも含めて、専門性の高い専門家の方に入ってもらって、いろいろ調査をするということも必要なのかなというふうに思うのですけれども、今後の展開においてはそういうことも、私はぜひ必要かなというふうに思うのですけれども、その辺はどのようにお考えなのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  先ほど壇上でご答弁申し上げましたとおり、市職員等に対してはさらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進めてまいるというところでございます。また、その調査結果から、より専門的な調査が必要と判断される場合には、議員仰せの専門的知識、法令や行政事務に詳しい専門家の方の参加につきましても検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ぜひよろしくお願いします。  それで、裁判との関係なのですけれども、これ裁判の結果を待っていたのでは、今のごみ処理行政というか、ごみ処理に関わる部分については、はっきり言って時間がもうかかり過ぎて、それを待っていたのではいろんな事務を進められない。また、財政的な問題でどれだけの負担を強いるのかということも分からないということもあると思うのです。ですから、私はこの裁判の問題については、ある程度整理して物事を考えていかなければいけないのかなというふうに思っています。いわゆる四街道市と業者との言い分というか、その部分があまりにも違うふうに思いますし、またもう何度も申し上げているとおり、この裁判に勝ったからといって、その損害を穴埋めするだけの、向こうに財力がないということもはっきりしているわけです。  土地を差し押さえてあるということなのですけれども、その土地にも汚染された土が入っている可能性が非常に高くて、まだ市のほうでは調査はしていないということなのですけれども、そのことで考えれば、その土地も逆に、それを押収した土地を市が自分の四街道市の土地にするということになると、逆にその処理ですとか、そういうことにお金がかかってしまうという。これ全くマイナスの部分になってしまうわけですから、だからそういうことも踏まえて、この裁判のことについては今後どういうふうに進めていくのか、これは弁護士さんとも相談しながらやっていくということにはなると思うのですけれども、このまま継続することがいいのか、もしくは先ほど言った刑事告発ですとか、そういうことも含めて、やはり負担のかからない、四街道市にとって、市民にとっての負担がかからない形をつくっていくことも必要なのかなという、そういう英断も必要になってくるのかなというふうに思っているのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  現在訴訟が進行中でございますので、訴訟の部分につきましては弁護士ともよく相談しながら、また行政内部の調査の部分についてと、そこの兼ね合いの部分についても市長とよく相談しながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私は、喫緊の課題というふうに壇上で申し上げましたけれども、この問題早くきちっと解決をして、次のステップに早く進めるような形をしていくことが、今後の四街道市政にとっても大切なことだというふうに思いますし、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、第2項目のごみ処理に関わる計画の見直しについてというところで、これは要望というか、私が常に申し上げているとおり、次期ごみ処理施設に、処理に関わる計画の見直しに対する留意点として、財政負担の軽減とSDGsなど環境への負荷を極力少なくすること、これは市長のご答弁もございました。そういうことで、ずっと言ってまいりました。  そこで、これからリサイクルプラザというかリサイクルセンター、いわゆる資源化をするための施設というところが、これはどうしても必要になってくるだろうというふうに思っております。その辺についてのお考えをお聞きしたいと思います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  今後のリサイクルを含めたごみ処理につきましては、広域処理を含めたあらゆる可能性を検討する中で、再資源化に関する方向性も流動的になりますけれども、再資源化を含めたさらなる3Rの推進に向け、リサイクルの拠点となる施設の設置につきましては必要であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ヨーロッパなんかでは、特にドイツなんかでは相当やっぱりごみの減量化、スイスなんかもそうでしょうし、ポーランドとか、いろんなところで取り組んでいるのですけれども、焼却施設そのものというのは、もう日本の10分の1とかそのぐらい、規模は別にしても、その数というのは相当減って、要するに共同処理をしたりとか、そういうことをしている。それはなぜか。では、地域にそういう施設がないかというと、そういうリサイクルプラザとか、そういう分別をしたりとか、資源化をしたりとかする施設が多分に多くあって、ごみを少なくしていくということを進めているわけですよね。だから、そういうことを四街道市でもぜひ進めていただきたい。焼却するごみをできるだけ少なくして、それを資源化をしていくということが必要になってくるだろうというふうに思いますし、ぜひその取組を前進するための施策、これは新市長も取り組んでいただけるということだろうというふうに思いますので、ぜひ取り組んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  次に、財政見通しと財政計画についてですけれども、この問題、ちょっと掘り下げていくと時間もかかりますので、今回要望ということでお話をさせていただければと、要望というか、幾つかの質問にとどめさせていただきたいというふうに思いますけれども、1つは既存の事業の改廃、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドということになるのですけれども、大幅な事業の見直しということがこれから必要になってくるというふうに思います。このことについては、総合計画等の策定の段階で明らかにする、もしくは明らかにされていくということなのでしょうか、お聞きします。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  これまで漫然と続けている事業を徹底的にそぎ落として、限られた人員と予算を市として本当に必要な事業、今課題が複雑化しております、本当に必要な事業に投入していけるよう、全事業の総点検を行うということが私の公約でございました。その結果を、総合計画は2年後になりますが、それを待たずに令和5年度当初予算でしっかり反映をしてまいりたいと思っております。もちろん中長期的な課題等については、総合計画のほうでお示しすることになろうかとは思いますけれども、令和5年度の当初予算で何らか変化を実感していただけるように頑張っていきたいなと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 早く進めていただけるということで、力強く感じました。ぜひ進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。また、有効的な、四街道市民にとってもプラスになるような様々な対策も取っていただければというふうに思います。  それと、市の保有する資産の売却というのは、併せてどのように進めていくのかお聞きします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 行政目的のない普通財産のうち売却が可能な物件につきましては、順次インターネットオークションを利用し、売却を図っております。現在土地の形態や状況、あと売却の可能性などの情報を普通財産利活用カルテといたしまして、こちらにまとめております。今後将来の方向性を適切に判断した上で、適宜売却を実施する予定となっております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ぜひよろしくお願いします。この売却に当たって、ぜひこれは要望ですけれども、考えていただきたいのは、やっぱり例えば土地を売る場合にでも、市の側として何らかそれに付加価値をつけるということもできるのかなというふうに思います。いわゆる都市計画上の部分ですとか、そういうことも含めて、その土地を利活用していただける業者に対してプラスになることだとか、それから少しでも高額で売れるようなそういうことも、四街道市だから、地方自治体だからできることもあるかというふうに思います。そういうことも含めて、ぜひ増収策になるような、また四街道市の将来にとってプラスになるような、やっぱりその資産の処分というところについて考えていただければというふうに要望させていただきます。  次に、市税収入の増収策をどのように進めていくのかお聞きします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  短期的には納税相談、また電話の催告、あと臨戸徴収、こういったことの充実や、あと金融機関への預貯金照会システムの導入による、あと財産調査の強化といった収納率の向上対策を推進するとともに、長期的には子育て支援策により若い世代の人口流入を促進することで市税等の一般財源の確保を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 企業立地の視点からお答え申し上げます。  現在市内における雇用基盤の強化や経済の活性化、産業の発展を目指して、企業立地の促進に取り組んでいるところでございます。企業立地による効果として市税の増収も期待できることから、今後積極的に施策の展開を進めてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 納税のされる方、今収税率の向上ですとか、そのことについてはぜひ、ほかのきちんと納めている人への対応も含めて、きちっとやっていただきたいというふうに思いますけれども、やっぱり増収策ということで考えたときに、四街道はある意味では物すごく伸び代のある、投資のしがいがある土地だろうというふうに思っています。私もいろんなまちに行っていろんな調査をしたりとか、また今主にネットですけれども、いろんなところの施策というのも見ているわけですけれども、様々なところでいろんな工夫をして、いろんな対策をしています。その中でも、四街道こんないい条件の中で、こういうことをやったらいいのではないかとかって、そういうこともたくさん、そういう中でヒントがあるわけです。ですから、そういう意味では、この増収策というのを単純に捉えないで、大きな部分で考えていただければというふうに思いますし、今議会の中でも取り上げましたいわゆる51号線の拡幅、成台中の問題ですとか、そういうところで考えたときに、あそこにそういう施策をすることによって、固定資産税だけでも相当な額の市税収入が入ってくるわけです。ですから、そういう呼び込む対策ですとか、そういうことをぜひ市長をトップに働く、稼ぐ市ということで、市長も今取り組んでいかれるという話も聞いていますので、その辺に私はぜひ期待したいというふうに思いますので、ぜひそういうところに力を入れていただければというふうに思います。  次に、こどもルームの問題について。第4項目は栗原議員のほうに譲ることにいたしまして、こどもルームについてお話をさせていただければというふうに思います。先ほどご答弁があったように、四街道市の学童保育、まさに父母の会ですとかその支援員の方、昔は指導員の方ということなのですけれども、そういう方々のご努力の中で今の体制が築かれてきたというふうに思いますし、そのやっぱりよさを、四街道すごくすばらしい学童保育の伝統があるというふうに思っていますし、そういうものがやっぱり生きるような形をぜひつくっていただければというふうに思っております。だから、民間委託になったからといって、民間に全てお任せということではなくて、父母の意見ですとか、もちろん子供の意見ということも大切でしょうし、支援員の皆さんが働きやすい、また働きがいのある環境というのはどうつくっていくのかということが必要になってくると思いますので、ぜひいろんなことがあると思いますけれども、取り組んでいただければというふうに思います。  私も、今民間のところでいろいろお手伝いをしながら、高齢者の施設の中で働いているわけですけれども、これも本当に別枠ということで、全く別枠ということではないのですけれども、しかし一般的に就労をしているというところの部分では相当低賃金で、非常に厳しい環境の中で生活をしている、働いているということになっているわけです。そういうことで考えれば、このこどもルームの支援員の皆さんも、ほぼご主人が働いていて、奥さんは学童ルームのほうで働きながら収入を得ているというような形、それも本人はほぼボランティアというか、そういう情熱があるからこそ、そういうところで働いていける。そのことで、今まで今の学童保育というのが成り立ってきたのかなと。  ただ、今現状の中では、その方々だけではなくて、後でお話ししますけれども、雇い止めに関連をするような方々のご努力ですとか、そういう部分もいただかないとできないところもあるわけです。いわゆる女性の力、ウーマンパワーというか、そういうものだけではなくて、今普通に働けるような現場にもしていかなければならない。だから、両側面でやっぱり考えていかなければならないこともあろうかというふうに思います。これは要望にとどめさせていただきますけれども、ある程度そういう子供と接したい、そのことで働きがい、生きがいを持って働けるような場所にしていただきたいというところもありますので、今後そういうモデルケースとして、ぜひ生活が成り立つような、一般に働いて生活ができるような形、もちろんパート的な働き方、今までの支援員の皆さんがやっていただいている働き方もあるでしょうし、それ以外の部分もあるでしょうから、そういうことも含めて多様な働き方、また仕事ということもあろうかというふうに思いますので、ぜひちょっとその辺も含めてこのこどもルームの問題、改善に向けて取り組んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、2項目めの部分、雇い止めの部分に対することなのですけれども、これもぜひ、訴えられているということは、これは先ほどお話があったとおり、そのことに関与するというのはできないというお話でしたけれども、原則はそうだというふうに思います。しかし、この問題はやっぱり重く受け止めなければならないことだろうというふうに思いますので、こういうことがやっぱり、訴えるということは、そこに原因があるわけですから、必ず。その原因をやっぱりきちっと取り除いてあげることも必要なのかなというふうに思っております。ボタンの掛け違いという話では、私はないと思っていますので、ぜひここのことも含めて、細かな部分はお話はしませんけれども、ぜひ今後このようなことがない形をどうつくるのかということをぜひつくっていただきたいというふうに思いますし、いろいろ支援員の方から要望されたことだとか、それから父母の方からのお話だとか、そういうことを煙たく感じるようになったら、私は終わりなのかなというふうに思っています。ですから、やっぱりそういうことをきちっと受け止めて、その上できちんと返してあげるというようなフィフティー・フィフティーというか、本当に相談しながら進めていくということが必要になってくるというふうに思いますので、ぜひその辺も含めてよろしくお願いしたいというふうに思います。  次に、福祉のまちづくりについてお話をさせていただきます。市長のほうから前向きなご答弁いただきまして、ありがとうございます。私もやっぱりこの問題、何とか今の四街道市のまちづくりというところでは宣言をしながらも、これはどうしても予算の関係ですとか財政の状況の中で、それを秀でていくというのはなかなか難しいことかもしれません。だけれども、やっぱり今障害者の方のお父さん、お母さん、またご家族の方が不安に思っているのは、自分たちもやっぱり必ず年を取るし、いつかはいなくなってしまう。そのときに、その子供たちが本当に安心して生活ができるような場をつくっていきたい、そんな思いの中でこの福祉のまちづくり宣言はできたのかなというふうに思いますし、そういう思いは、これは単純に、この今の四街道市の福祉のまちづくり宣言、全てが駄目ということではないのですけれども、そういう思いみたいなものがやっぱり凝縮された形でないと、せっかくそういう宣言がされたとしても、ポイントがやっぱりずれてしまうのかなというふうに思っていますし、ぜひ今、私は障害者の皆さんが安心して暮らすことのできるそういう社会というのは、みんなが本当に安心して住める社会になっていくだろうというふうに思いますし、それが人としての根本的な福祉ですとか、そういうことにつながっていくのかなというふうに思いますし、みんながやっぱり力を合わせていく、今の行政の基本になるのかなというふうに思っております。  ですから、そういう思いをぜひ酌み取っていただいて、難しいことは言いませんので、ぜひ先ほど市長の言われたことに沿ってやっていただければというふうに思いますし、条例についてもそういう理念ですとか、そういうものがきちっと固まれば、そういうものをきちっと実行していく。県の条例はありますけれども、県は施設的なものですから、そういう思いの部分が伝わる、また細かなこと、やっぱり身近な今の障害者の皆さん、障害者の家族の皆さん、それに付随をするような皆さんに寄り添った施策は充実をできるように、ぜひ取り組んでいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと、7項目めの成台中の問題については、ぜひきちっとした調査をしていただきたいということで、幾つかちょっと質問させていただきます。この地域の開発と整備は、四街道市にとって地域の活性化に伴う財政への寄与や市民生活の利便性向上など、様々な面で非常に重要となっています。市にとって早期の有効的整備が望まれるところであり、早期の51号線拡幅実現のために、今まで以上に要望活動が必要になってくるというふうに思います。早期実現の取組についてお考えをお聞きします。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  国道51号拡幅実現のために、会員になっております一般国道51号整備促進期成同盟及び千葉県市長会等を通じまして、毎年度国へ要望を行っているところでございます。引き続き機会があるごとに、さらなる要望活動に努めてまいります。  以上です。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 ぜひその期成同盟とか、そういうことにこだわらずに、実効性のある要望活動を続けていただければというふうに思います。  次に、3・3・1号線第2工区において、最小限の経費で最大の効果を得るためには、事前の調査と熟慮が必要と考えます。四街道インターチェンジ周辺の整備等、関連も含めお聞きをします。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  今議会におきましてもご答弁申し上げましたとおり、3・3・1号山梨臼井線第2工区が整備されることにより、市街地に流入する通過交通の大幅な減少や災害時の物資供給等のための緊急輸送道路である東関東自動車道と国道51号を結ぶ路線であること、また国道51号から四街道インターチェンジへの円滑な交通が図れるなど、事業効果が期待されるところでございます。そのことから、四街道インターチェンジ周辺は利便性の向上により魅力ある地域になることから、地域の実情に応じた適切な土地利用を考えてまいります。また、2工区が事業化した場合には、最も有益な交付金を活用して事業を進めてまいるという所存でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 私は、壇上の質問の中でもお話ししたとおり、やっぱりこれはどうしてもその経費の問題ということというか、投資するからには、その投資の効果が上がるということが必要になってくるだろうと思います。市税収入がきちんとやっぱり上がるようなことを考えていかなければいけないのですけれども、それについてはどうでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  3・3・1号の1工区でもそうでございますが、やっぱり成台中土地区画整理という区画整理がある中でも、その区画整理に見合った企業が進出しております。そういう形で、やっぱり都市計画道路ができたことによって、その沿道が企業が入って進出されるというところで、そこでお金を生むというか、事業の効果が得られるのではないかなと認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 費用対効果が大切だと。そのためには、きちんとした調査が必要だということでお話をしているわけですので、ぜひその辺についてはお願いします。  それから、次に成台中地区の整備は遅々として進んでいません。全然はっきりしたところが見えていないわけです。市の積極的な関与が望まれるところですけれども、区画整理組合との連携はもとより、関係する民間業者との連携、民間投資を呼び込む手だても必要というふうに考えますけれども、今後の市の取組についてお聞きします。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  壇上における答弁と同様となりますけれども、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線の沿道の市街化調整区域におきましては里山環境ゾーンでありますことから、上位計画やその後に策定を予定しております次期都市マスタープラン策定におきまして、土地利用の方針について千葉県や市関係部署と協議を行ってまいりたいと考えております。  また、議員仰せのことにつきましては、併せて民間資力やノウハウの活用を調査研究してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 広瀬義積さん。 ◆広瀬義積議員 四街道市の今後の財政収入を上げるというところでも、非常に大事になってくると思いますので、よろしくお願いします。  あと、最後8項目めなのですけれども、他市の事例も参考にしながら、ホームページの改善や市民からの問合せの体制の整備を進めていただくことを要望して、私からの質問を終わります。 ○成田芳律議長 残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  7番、栗原直也さん。 ◆栗原直也委員 まず初めに、鈴木市長のご就任に対し、心よりお祝いを申し上げます。そして、この場に鈴木市長をお迎えできたことを何よりも喜ばしく思います。このことは、これまでの古い体質の四街道市を変えていくために、多くの市民の皆様が若く、清廉で、しがらみのない新しいリーダーを求めた結果であると考えています。  御存じのように、四街道市は昨年、市制施行40周年を迎えました。しかし、依然として古い体質の村社会が残されており、とりわけ行政組織の中では絶対的な権力を持つ市長をトップとした序列構造の下で、閉鎖的で排他的な仕組みがこれまで長く続いてきました。上の者は市民への説明責任はおろか、自ら招いた重大な結果責任を取ろうともせず、また下の者は制裁を恐れて、上の者の指示や判断に盲目的に従い続けるばかりで、そこには無責任で匿名性の高い組織決定と一部の有力者のための政治が平然とまかり通っていました。それが明確な形で表れたのが、今回の次期ごみ処理施設用地での土壌汚染問題であり、その一端が鹿渡南部特定土地区画整理事業にも見られます。  そこで、まず第1項目の次期ごみ処理場汚染土搬入問題については、これまで数多くの議会質問ばかりか、訴訟での陳述書や百条委員会での証人尋問、さらには職員からの聞き取りによる内部調査が続けられながら、誰が、いつ、どこから、そしてどれだけの量の汚染残土を搬入したのか、いまだ判明されていません。さらには、清掃工場建設予定地である市有地に、公共事業として数十万立米もの汚染残土が搬入されたことに対し、市の上層部による強い関与が果たして本当になかったのか、所管する当時の幹部職員が誰に、どのように働きかけ、また市長がなぜ業者の利益行為に加担する決定をし続けたかなど、多くの謎や不可解な決定などが未解明な状態にあります。  まずは、市長をトップとした内部調査や訴訟より得られた証拠などから、この土壌汚染問題の真相究明を図りたいとの市のお考えは理解できますが、徹底した真相究明と責任の所在の明確化には、議会と執行部とがおのおの調査するだけではもはや困難と思え、第三者である弁護士や有識者、さらには市民を含めた総合的で一体的な組織の下での調査が必要と考えます。ぜひご検討くださるよう改めてお願いをいたします。  そこで、第4項目の鹿渡南部特定土地区画整理事業の③、事業終結に向けた課題と取組に関して。まずは、このたびの特定調停の合意成立を歓迎したいと思います。今回の特定調停は、当市が20年以上抱えてきた懸案事項の解決に向けたまさにラストチャンスであり、この機を逃すことは、当市の今後のまちづくりに大きな負の遺産を残し続けるものと言えます。しかし、同時に当市の利害関係人としての役割には2億7,000万円もの追加負担が含まれ、これまで市の支出してきた補助金などとの合算額が10億円にも達することからも、付加金の徴収など、事業終結に向けた組合の果たすべき役割と責任等を強く求めるものです。また、新たな負担を求めなければならない市民への説明責任を果たすためにも、なぜこの事業が十数億円もの負債を抱え、事業終結までに20年以上の年月が費やされたのか、さらには高額な使途不明金の発生や業務上横領罪で告発されるような悪質な業務代行者をなぜ市が事業当初より組合に紹介してきたのかなど、これまでの事業経緯や市の働きかけなどを徹底調査し、二度とこのような土地区画整理事業が起こらぬよう検証することが求められます。  そこで、市が改めてこの事業を徹底調査し、検証するとともに、市民に報告する義務があると考えますが、市のお考えをお尋ねします。 ○成田芳律議長 関連質問に対する当局の答弁を求めます。  都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  市民に対し丁寧な説明を行い、事業完了に向けてご理解をいただきたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 栗原直也さん。 ◆栗原直也委員 この事業も、先ほど述べた村社会としての無責任で匿名性の高い組織決定が莫大な額の市民負担をもたらしたものと考えられ、このような事業の発生を根絶していくためにも、徹底した調査と検証とが市に求められます。ぜひ市民に向けた調査結果や検証報告の公開をお願いして、私からの関連質問は終了します。 ○成田芳律議長 以上で立憲、広瀬義積さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 4時03分    再開 午後 4時03分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。                        ◇ △議案第26号~議案第29号の質疑、委員会付託
    成田芳律議長 日程第2、議案第26号から議案第29号までを一括議題とします。  ただいま議題となっています議案第26号から議案第29号までに対する質疑の通告はありませんでしたので、質疑なしと認めます。  次に、ただいま議題となっています議案第26号から議案第29号までは所管の常任委員会に付託します。  なお、常任委員会開催一覧表をお手元に配付してあります。各常任委員会委員長が了承されていますので、これをもって開催日の通知とします。                        ◇ △休会について ○成田芳律議長 日程第3、休会の件を議題とします。  お諮りします。3月22日から25日まで並びに3月28日及び29日は、議案調査のため休会とします。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。  なお、3月19日から21日まで並びに3月26日及び27日は、会議規則第10条第1項の規定により休会とします。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  3月30日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 4時04分...